P    I    T     A    R    E    A






ピットゲート
メインゲートの脇にあるピットゲート。ここでピットパスを取得するとピットエリアへの立ち入りが出来ます。そのスジの人間には桃源郷であります
#4 Dago Red
#4の"Dago Red"は高度な改造を施されたP-51。直線15-25km路の公認速度記録832.12km/hを保持
ピットエリア
アンリミテッド #7"Strega"のピット前。Stregaとは伊語で魔女の意なのでテントにも魔女人形がぶら下がってます
#7 Strega
RENO'94の#7"Strega"はHeat2-Aでレーシングエンジンを壊してしまい、急遽エンジンの載せ替えを敢行
#7 Strega
首無しにになった"Strega" 優勝争いが期待された有力機なだけに惜しい事です
#8 Dreadnought
#8 "Dreadnought" ホーカー・シーフューリーの複座型、T.20からの改造機。大出力エンジンへの換装に釣り合わせる為、垂直尾翼も大型化されています
#8 Dreadnought
レースで使わない後席はキャノピをテープで目張りして抵抗軽減。RENOで優勝を争える大パワーを持ち、なおかつ比較的快適な後席をも備えるという欲張り思想の結果
#8 Dreadnought
空冷4重星形28気筒の巨大なR-4360ワスプ・メージャーを積んだため、オリジナルのシーフューリーに比べて異様に長くなった機首
#8 Dreadnought
冷却のために各列の位相をずらして螺旋状に配列されたシリンダー。そうして出来たシリンダーの隙間には排気管がうねうねと走ってるけど、冷却はホントに大丈夫なのかね
#8 Dreadnought
左端でこっちを睨んでいる、体格の良いサングラス男が予選とヒートレースで操縦桿を握ったBrian Sanders。何故かわしの撮った#8写真はこの人から睨まれてるショットが多い(汗) 決勝は兄Dennisが操縦して2位でした
#10 Critical Mass
#10の"Critical Mass"も#8"Dreadnought"同様ホーカー・シーフューリーT.20を改造した機体。ベースは同じでも改造の方向性がかなり違っているのが面白い所
#10 Critical Mass
#10はオリジナルの前席を潰して、元の後席の位置へ操縦席を移しており、エンジンはB-29等と同じR-3350に載せ変えています
#10 Critical Mass
風防とキャノピ廻りを含む胴体の後ろ半分を元になったシーフューリーの面影が無くなる程に整形していますが、仲々センス良くまとまっているのは見事
#10 Critical Mass
真っ赤な胴体に映り込むプロペラと、リノの空。機首から後部胴体へ流れる曲線は仲々複雑で悩ましい
#10 Critical Mass
本機の名称"Critical Mass"とは核物質の臨界質量のこと。本機のピット区画を示すテープと主翼に突き出したピトー管のカバーには何やら何処かで見た様な記号が
#11 Miss America
星条旗カラーで人気の#11"Miss America"。本機と#4、#48のマスタング3機はカリフォルニア州サンタモニカにある航空博物館、Planes of Fameからのエントリー
#11 Miss America
#11はGold出場を袖にしてでもSilverで優勝を狙うといった事が度々ある機体ですが、上にSuper-Goldのあった'94はGoldで優勝。有力機の不調があったにせよ実質4位は#11の近年希に見る好成績
#13 White Lightnin'
#13"White Lightnin'"のP-38Lはレーサーでありながら単機のデモフライトをもこなす人気の機体
#13 White Lightnin'
世界中探してもフライアブルなP-38は小数機しかないけれど、その翼の上で昼寝をする気分というのは如何なものか
#13 White Lightnin'
レースが行われるのはリノ市街から北に15kmほど離れたSted空港。 リノ市内にあるReno-Cannon国際空港に出入りするB737が上空を旋回していくのを見上げる#13のクルー
#14 Bearcat
このF8Fは元スミソニアン博物館所蔵の試作型、XF8F-1。世界速度記録を樹立したDarril Greenamyerの#1と交換に放出され、後にHoward Pardueの手に渡った機体
#14 Bearcat
#14のオーナー、Howard Pardueの留守を守る縫いぐるみ
#28 Platinum Plus
#28 "Platinum Plus"のRENO'94は実質7位のGold4位。リノに赴いて米国人が銀ピカ好きなのが少し理解出来た気がする。というのは乾燥した空気による濃い光線が銀ピカに良く映えるんですな
#28 Platinum Plus
この美しい仕上がりに更なる磨きを掛ける#28のクルー
#16 Baby Gorilla
ホーカー・シーフューリーの#14 "Baby Gorilla" 丸にカンガルー印は元オーストラリア海軍の所属機
#16 Baby Gorilla
家族総出のチームも結構あるので、こんなクルーが一所懸命に機体を磨いている光景も見掛けます
#45 Risky Business
ぱっと見はストックコンディションに近いけれど、かなり高さを抑えたキャノピと、その後のRENOで似た様な形が流行する事になる翼端がチャームポイントの#45"Risky Business"
#45 Risky Business
風防部に寄ってみる。ここまで低いと前を見るのも結構辛そう。だからなのか本機のキャノピは後に通常型へ戻されてます
#45 Risky Business
かなり浅い角度から見ているけれどもキャノピの突出の少ないこと少ないこと。本機は度々GOLDの上位に食い込む有力機で、'94にもSuper-GOLDで3位に入ってます
#45 Risky Business
特徴的な翼端と、その心臓のロールスロイス・マーリンエンジン。レース仕様に高度なチューンが施されています
#45 Risky Business
その足元に付けてあった注意書き。・・・って、噛みつくんかいな
#12 Light Magic
#12"Light Magic"はレースよか再生産したYak-3の売り込みがメインの様な
#66 Sea Fury
工業製品にあるまじき悩ましい曲線を描いて走る排気管。特殊な機構を持つブリストル・セントーラスからR-2800へ換装されたエンジンを持つ#66のシーフューリー。パイロットは#14のF8Fと同じHoward Pardue
#77 Rear Bear
#77 "Rear Bear" 60年代からの古参レーサー。オーナーのLyle Sheltonと共にRenoでは'88-'91の4連を含む6勝、'94にはJohn Penneyの操縦で通算7勝目を挙げました
#77 Rear Bear
#77は850.25km/hの速度記録に加えて0-3000mの上昇時間記録を作ったり、予選やレースでの速度記録を度々塗り替えるなど、輝かしい経歴を誇ります
#77 Rear Bear
オリジナルのR-2800から換装されたR-3350エンジン。プロペラはP-3対潜哨戒機用のとんでもなく幅広な3翅ブレードを装着
#77 Rear Bear
レース用にチューンされたR-3350の発生する出力は4千馬力を越えるそうな
#924
#924の名無しレーサーはBrian Sandersの機体。この人は兄のDennisと#8、#19、#924と3機のシーフューリーを持ち込んでいました。 手前はバイプレーンの#12"Slo Poke"ピッツスペシャル。大きさにこれだけ差があります
#71 Huntress III
#71の"Huntress III"。この角度から見るとV型エンジンのシリンダーヘッドを包むP-51の機首には結構なボリュームがあるのが判ります。奥は#7の"Strega"
#75 Warlock
AT6/SNJクラスの#75"Warlock" この犬もピットクルーなのでありましょう
#8 Phoenix
迷彩のSNJ、#8 "Phoenix"
Formura one &  Biplane pit
小型のフォーミュラワンとバイプレーンのピットはそれ用のハンガーの中になっています。 その扉の上にはHOME OF AIR RACESの文字が
#3 Nemesis
フォーミュラワンクラスの#3、"Nemesis"は'91の初出場から'99までRenoで9連勝の圧倒的な速さを見せつけてスミソニアン博物館に収蔵される事になる、総複合材製の未来的な機体
#89 Pushy Galore/Pushy Cat
F-1の#89は"Pushy Galore/Pushy Cat" プッシャー配置の一風変わった機体
#89 Pushy Galore/Pushy Cat
F-1/バイプレーンのハンガー内部
#14 Pushy Cat
こっちは#14。Goldレースで2位に入った機体
#40 Twerpster/Full Tilt Boogie
バイプレーンクラスの#40、"Twerpster/Full Tilt Boogie"はHeat 1Aでレースレコードを叩き出していましたが決勝でリタイヤ
#21 Class Action
RENO'94のバイプレーンクラスを制したのがこの機体。#12の"Class Action"





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