Pitts S-2B (AIRock)





Pitts S-2B (AIRock)

空自のF-15乗りだったロック岩崎こと岩崎貴弘氏がエアロック・エアロバティックチームとして1996年に活動を開始して以来、わしも各地の航空祭を追いかけて氏のフライト/ショーを楽しませて頂きました。師であるショーン・D・タッカー譲りのショーマンシップ溢れるアメリカンスタイルのエアショーはそれまでの日本にはないものでした。 しかし、残念なことに2005年4月但馬空港の事故でロック氏は故人となってしまいました。
氏とチームに感謝を、てことでPittsの絵を描くことにしたんだけれども、どう描いたら良いんだろうとか悩んでしまって、そうこうしている内に残っている機体のフレームの問題から2010年の3月まででチームそのものの活動が終了というアナウンスがされてしまいました。 サニー横山氏がまた新たなチームを立ち上げてエアショーに戻られる事を期待しておりますです。 そういう部分のあれこれも含めて、あらためて関係者各位に感謝を。
 いままでありがとうございました。

件の事故で四散したのは翼端の角ばったS-2Cの方ですが、リクエストがあったのと描いた本人にも初期の活躍の印象が強かったので翼端が丸くプロペラがまだ2翅の頃のS-2Bで描いてます。 今までやったことのない大サイズ(作業時14000ピクセル幅、約8100万画素)での作画により細部までなるべく克明に描こうってな方針で、しかも珍しく背景付きなので大変描き甲斐がありました。





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